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EP.15Viz 10分公開: 2026-05-10

可視化のための色彩設計:連続・離散・色覚多様性・ブランドとの整合

「センスで色を選ぶ」時代は終わり。連続スケール(viridis)・カテゴリパレット(D3 Category10)・色覚多様性チェックの標準化された方法を整理。

#可視化#色彩#アクセシビリティ
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可視化で色は「装飾」ではなく「もう一つの軸」。誤った色選びはデータを誤読させます。

viridis(連続)・inferno・RdBu(発散)・tab10(カテゴリ)の4種パレット
代表的なカラーパレット:用途で正しく使い分ける

用途別カラースケール

  • 連続スケール(順序あり): viridis / inferno / plasma(matplotlib 標準、色覚異常対応)
  • 発散スケール(中央あり): RdBu / coolwarm(プラスマイナスの相関ヒートマップなど)
  • カテゴリスケール(無順序): D3 Category10 / 10 / Set2
  • 逐次(単色グラデ): Blues / Reds(コロプレスなど)

色覚多様性への配慮

日本人男性の 5% が赤緑色覚異常(先天)と言われます。赤と緑だけで区別するグラフは設計失格。 対策:① 色 + 形状(点の種類) で二重符号化、② viridis / inferno などの色覚異常対応パレット、③ patternfill(赤の中に斜線・緑の中に水玉)。 チェックツール:Coblis(オンライン)・Sim Daltonism(macOS アプリ)でシミュレーション。

ブランドとの整合

コーポレートカラーをそのまま全グラフに使うと「重要度の差」が消える。ブランド色は強調用に取っておく、本文は中立色で。

色覚異常対応パレット(matplotlib)
Python
import matplotlib.pyplot as pltimport numpy as np
# viridis: 連続スケール、色覚異常でも判別可能data = np.random.rand(10, 10)plt.imshow(data, cmap="viridis")plt.colorbar()plt.title("Viridis - colorblind-safe sequential")plt.show()
# RdBu: 発散スケール(負〜0〜正)data = np.random.randn(10, 10)plt.imshow(data, cmap="RdBu_r", vmin=-3, vmax=3)plt.colorbar()plt.title("RdBu - diverging scale")plt.show()

次回予告

EP.16 は営業ダッシュボード:商談パイプライン・受注予測・営業マン別 。実務テンプレート集。

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