世界銀行(World Bank)は、世界各国の経済・社会指標を1,400以上、無料API経由で公開しています。日本国内の議論を国際比較で語れると、説得力が格段に上がります。
World Bank の使い方
GDP per capita を取得
Python
import requestsimport pandas as pd
# 日本のGDP per capita(過去20年)url = "https://api.worldbank.org/v2/country/JP/indicator/NY.GDP.PCAP.CD"res = requests.get(url, params={"format": "json", "per_page": 100})data = res.json()[1]df = pd.DataFrame(data)[["date", "value"]].sort_values("date")print(df.tail(10))データ取得の留意点(2026年5月時点)
World Bank Indicators API は認証不要・無料
API キー不要で誰でも即利用可能。商用利用も実質的に許可(要 利用規約確認)。レート制限の具体値は公式に明記されていないが、常識的なペースなら問題なし。
- 認証: 不要。API キーや登録は要らない。
- API バージョン: v2 が現行(v1 は 2020年6月19日 廃止)。エンドポイントには `v2` を含める:`https://api.worldbank.org/v2/...`
- 料金: 無料。
- レート制限: 公式に具体的な数値の記載なし。常識的なペース(1秒1リクエスト程度)であれば問題ない。大量取得は jitter を入れる、夜間に回す等の配慮を。
- フォーマット: / XML 両対応。`?format=json` で JSON 取得。
- ライセンス: World Bank データはほぼ CC BY 4.0 で公開。出典:「World Bank, World Development Indicators」のような形で記載。
- ページネーション: デフォルト 50 件/ページ。`per_page=1000` まで指定可能。大量データは `page=1, 2, 3...` でページング。
- データ更新: 指標により年1〜数回。最新年のデータは欠損が多い(途上国は2〜3年遅れも)。
- API 仕様変更: v1 → v2 のように大きな変更がある。本番運用ではバージョンを URL で固定。
公式リソース
API ドキュメント: https://datahelpdesk.worldbank.org/knowledgebase/articles/889392 / Indicators API 仕様: https://datahelpdesk.worldbank.org/knowledgebase/articles/898581 / Python なら `wbdata` が便利(pip install wbdata)。
次回予告
EP.08 は 統計。先進国比較で「日本の本当の立ち位置」を可視化します。
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