プログラミングを始めるとき、いちばん面倒なのが「環境を整えること」です。むずかしい本だと、最初の30ページがそのお話。でも今回は、5分で書きはじめる方法を紹介します。
今日のゴール
- Google Colab という、ブラウザだけでPythonが動く道具を使えるようになる
- 「こんにちは、〇〇さん!」と、自分の名前を入れたら挨拶してくれるプログラムを作る
Step 1: を開く
- 1おうちの人と一緒に、ブラウザで `colab.research.google.com` を開く
- 2Google アカウントでログイン(保護者のアカウントでOK)
- 3「ノートブックを新規作成」をクリック
- 4「Untitled0.ipynb」というページが出てきたら成功
おうちの人へ
Google Colab は無料の Jupyter Notebook サービスです。保存先は Google Drive。お子さんが書いたコードはご自身の Drive に残ります。お子さん用に新規アカウントを作るより、まずは保護者のアカウントで始めるのが手軽です。
Step 2: はじめてのコード
ノートブックの「セル」と呼ばれる白い箱に、これを書いてみよう:
セルにコピーして、左の▶ボタンを押す
Python
print("こんにちは!")セルの下に「こんにちは!」と表示されたら大成功。これがきみの最初のプログラムです。
Step 3: 名前を入れて挨拶してもらう
次は、自分の名前を入れて、それに合わせて挨拶を返してもらいます。
新しいセルに書いて実行
Python
# きみの名前を input で受け取るname = input("きみの名前を教えて: ")
# 挨拶を返すprint("こんにちは、" + name + "さん!")print("Pythonのせかいへようこそ!")想定される実行結果
(▶ 実行ボタンを押すと、入力欄が出てくる) 想定される実行結果(例示)
きみの名前を教えて: ふくふく太郎
こんにちは、ふくふく太郎さん!
Pythonのせかいへようこそ!Step 4: 変えてみよう
プログラミングのおもしろいところは、「ちょっと変えると違う動きになる」こと。次のことを試してみよう:
- 挨拶を「おはよう」「こんばんは」にしてみる
- 好きな動物の名前を聞いて、「〇〇は元気だよ!」と返してもらう
- 数字を入れたら、その2倍を返してもらう(ヒント: `int(input(...))` を使う)
つまずいたら
| エラーの形 | なおしかた |
|---|---|
| SyntaxError: invalid syntax | 「"」(ダブルクォート)の閉じ忘れがないかチェック |
| NameError: name 'XXX' is not defined | 変数名のスペルミス、もしくは `""` をつけ忘れている |
| EOF when reading a line | input が止まっている時にもう1回 input してる、▶ で実行しなおそう |
/ に聞いてみよう(おうちの人と一緒に)
AIに聞くプロンプト
小学5年生の子と一緒に Python の勉強を始めました。
Google Colab で「自分の名前を入れたら挨拶を返す」プログラムを作りました。
つぎに、もう少しおもしろいことをやらせたいです。
小学生でも分かる、5分で動かせる、楽しい次のステップを3つ提案してください。 想定される実行結果(例示)
お疲れさまです!次のステップ3つ提案します。
1. 🎲 「サイコロ」プログラム
- random ライブラリで、1〜6 の数字をランダムに出します
- 「もう一回ふる?」と聞いて、Y/N で続けられるように
2. 🐱 「動物クイズ」プログラム
- 「ニャーニャー鳴く動物は?」のような問題を出して、答えを比べる
- 正解・はずれの判定で if 文を学ぶ
3. 🎈 「足し算ロボ」プログラム
- 2つの数字を聞いて、足した答えを返す
- input + int 変換 + 計算 のステップ
最初の1つ目が特におすすめです!コードも一緒に作りますね。次回予告
次回は、Trinket.io という別の道具で、亀さん(turtle)に絵を描かせます。算数で習う「正多角形」のひみつが見えてきます。
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