「 に全部任せる」と「全部人間が確認」は、両極端でどちらも非効率です。実プロジェクトでは「フェーズごとに任せ方を変える」のが最適解。今回は、私たちが実装フェーズ別に決めている境界線を共有します。
実装フェーズ × 任せ方マトリクス
| フェーズ | Claude任せ度 | 人間の関与 |
|---|---|---|
| 要件理解 | 20% | ほぼ人間。AIは要約・観点抽出のみ |
| 設計(アーキテクチャ) | 30% | 人間が決め、AIに反論ロールで質問 |
| 設計(詳細) | 60% | AIに下書き、人間がレビュー |
| 実装(ボイラープレート) | 90% | AI生成、人間は型・命名のみチェック |
| 実装(コアロジック) | 50% | AIで下書き、人間が必ず読む |
| テスト | 70% | AI生成、人間がエッジケース追加 |
| ドキュメント | 85% | AI生成、人間が誤情報チェック |
| デプロイ判断 | 10% | ほぼ人間。AIはチェックリスト確認のみ |
「人間が必ずやる」3つの判断
- 1ビジネスロジックの妥当性判断:AIは「動くコード」を書けるが、「この計算式が会計的に正しいか」は判断できない
- 2セキュリティ・権限設計:認証・認可・データ可視範囲。事故ると影響甚大
- 3本番デプロイの GO/NO-GO:影響範囲・タイミング・ロールバック計画は最終的に人間
「Claudeに任せて、結果だけ確認」が機能するパターン
「絶対に人間」と決めているパターン
私たちが に絶対任せないもの
(1) git push --force / rm -rf 系の破壊操作、(2) 本番DBへの直接マイグレーション、(3) 顧客への外向きメール送信、(4) 課金額・割引計算の最終確認、(5) コミット・PRの「マージ判断」
Claude Code に「自分で判断するな」と教える
CLAUDE.md に書いておくと便利な制約
# 重要:判断を人間に委ねるべき場面
以下は必ず実行前に人間に確認すること(自動実行禁止):
- git push(特に --force)、git reset --hard
- ファイル / ディレクトリの大量削除
- 本番DBに対する DDL / DROP
- 外部API への金額決済リクエスト
- 顧客向けメール送信
確認方法:
- 提案内容を整理して質問形式で出す
- 例: 「こちらのコマンドで本番DB に DROP TABLE します。実行しますか?(Y/n)」
- 「Y」と明示的に返事があるまで実行しない 想定される実行結果(例示)
承知しました。CLAUDE.md に追記した「人間判断必須」のリストを今後常に守ります。
## 今後の動作変更
- git の破壊系コマンド: 必ず "Y/n" 確認を取る
- 一括削除(10ファイル超): 「以下を削除しますがよろしいですか?」を出す
- 本番DBへのDDL: そもそも提案にとどめ、実行しない
- 外部API課金: 模擬実行→結果提示まで、本実行は人間に依頼
- 顧客メール送信: 下書きまで、送信ボタンは人間
このルールは現セッションだけでなく、CLAUDE.md として常時有効化されます。次回予告
EP.05 では、Claude Code の Sub- を使った並列タスク処理の実戦テクニックを共有します。
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