「立派なダッシュボードはあるが、誰も見ない」は組織あるある。原因は 「見る場」がないこと。本記事では、週次 KPI レビュー会の設計と運営を共有します。
週次レビュー会のアジェンダテンプレ
- 1先週の数字(5 分):North Star + 部門 KPI のサマリー
- 2異常・サプライズ(10 分):閾値超え、想定外の動き
- 3仮説の検証(10 分):先週打った施策の効果、 EP.16 の Decision Log を更新
- 4今週の打ち手(10 分):何を試すか、誰がやるか
- 5来週の予測(5 分):来週の数字を口頭でコミット
層別の進行
| 層 | 頻度 | 粒度 | 進行役 |
|---|---|---|---|
| 経営 | 月 1 回 | 全社 KPI、戦略 | CEO / CFO |
| 部門 | 週 1 回 | 部門 KPI、施策 | 部門長 |
| チーム | 日 or 週 | 現場 KPI、タスク | チームリード |
「数字を見るだけで終わらせない」進行術
- 異常を 3 つ以内に絞る:5 つも 10 つも挙げると深掘りできない
- 「だから何?」を必ず問う:数字を読み上げて終わるのが最悪
- Decision Log に記録:今日決めた打ち手を必ず記録、来週検証
- ファシリテーター明示:誰が進行か決めないと議論散漫
- 30 分厳守:1 時間超えると参加者の集中切れる
との連動
四半期 OKR の Key Result がそのまま部門 KPIになっていれば、レビュー会は OKR 進捗確認も兼ねる。個人 OKR → チーム KR → 部門 OKR → 全社 OKR が一気通貫しているのが理想。
ありがちな失敗
失敗 ① 数字を読み上げるだけ
「先週の は 5,200 でした」で終わると意味なし。「だから何?」「なぜ?」「次どうする?」を必ず問う。
失敗 ② 経営層と現場で同じ会議
粒度が違うので議論が噛み合わない。経営層は月次、現場は週次で分ける。
ふくふくの進め方
「KPI レビュー会を始めたいが運用ノウハウがない」というご相談には、初回 3 回をふくふくがファシリ → 進行が回るようになったら自走するパッケージ。1〜2 ヶ月で組織に定着させます。
シリーズ前半のまとめ
EP.01〜15 で KPI 設計の基本から指標分解、ログ実装、ダッシュボード、異常検知、レビュー会まで一通り扱いました。EP.16 ではこのサイクルを回し続けるための 、EP.17/18 ではで因果検証する話に進みます。
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